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『収容所に生まれた僕は愛を知らない』著者・申東赫氏 来日講演 | ||
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古川了子さんの拉致認定を求める行政訴訟、終結 2007年7月23日 | |||||||||||||
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北朝鮮当局による拉致被害者認定請求訴訟を提起(抗告訴訟・義務付けの訴え) 2005年4月13日 | ||
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★ 「北朝鮮による拉致・人権問題にとりくむ法律家の会」 2002年9月17日の日朝首脳会談で北朝鮮自身が拉致の事実を認めるより以前から、有志の弁護士で拉致問題について勉強会を重ね、2003年3月18日に「法律家の会」として正式に発足しました。 現在、日本政府が拉致被害者として認定しているのは10件15名にとどまりますが、国内では多数の失踪者の家族が「北朝鮮による拉致の疑いがあるのでは」と調査を求めて殺到しており、実際にはさらに数多くの拉致被害者がいると指摘されています。法律家の会では、特定失踪者問題調査会と連携して、調査活動を進めています。川人弁護士は同調査会の理事も務めています。 拉致は重大な人権侵害行為であり、残酷極まりない犯罪です。拉致被害者とその家族は25年あるいは30年もの長きにわたって最悪の人権侵害との孤独なたたかいを強いられてきました。法律家の会は、この遅れを取り戻し、拉致問題の真に解決するべく、その専門性を生かして積極的に活動を行っています。 法律家の会のこれまでの活動としては、2003年10月29日には櫻井よしこさん、横田滋さん、脱北者の姜哲煥さんを招いて弁護士会館でシンポジウムを開催したほか、また2004年1月29日には、拉致の可能性が濃厚と判断された16名の方々について、警察に対する一斉告発及び日弁連に対する人権救済申立を行いました。 なお、「北朝鮮による拉致被害者を救出する法律家の会」は2004年9月1日に名称を「北朝鮮による拉致・人権問題にとりくむ法律家の会」と変更しました。 特定失踪者問題調査会 : http://www.chosa-kai.jp/ | |
★ 北朝鮮難民の救援を 2003年12月、北朝鮮から中国へ脱北した元在日朝鮮人2名の支援を行っていた野口孝行氏が、中国の南寧で中国当局に身柄拘束され、懲役8月の実刑判決を受けるという事件が発生しました。 北朝鮮の惨憺たる人権侵害状況から逃れて中国へ入るものは10万人から20万人にも及ぶと言われており、野口氏はNPO「北朝鮮難民救援基金」のメンバーとして、そのような北朝鮮難民の支援活動を行っていました。野口氏が救出しようとしたのは北朝鮮から必死の思いで逃げてきた市民であり、刑罰に問われる謂われのないものです。人道的立場や普遍的人権意識、国際法の観点から見て、中国当局のこのような対応は明らかに不当です。 野口さんは2004年8月9日、刑期満了により釈放され、帰国しました。しかし野口さんが救出しようとした脱北者2名については、いまだ安否が確認されておらず、北朝鮮に送還されたとの情報もあります。 「法律家の会」の有志の弁護士は、北朝鮮難民基金などの代理人となって2004年4月2日に日弁連に対し人権救済の申立てを行いました。 北朝鮮難民救援基金 : http://www.asahi-net.or.jp/~fe6h-ktu/ | |
野口さんの身柄拘束中に江川紹子さんから寄せていただいたメッセージ
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